我が家の解体工事がやっと終わりました。
5月19日から始まりましたので延べ3週間かかりました。
こんなに時間が掛かるとは思いませんでした。
20年前に中古住宅として購入した家ですが、
元々2世帯住宅仕様だったので建物そのものが大きかった事と、
基礎部分を高くして建物全体を嵩上げしてありました。
その上、地中部分の基礎も大きく頑丈に造ってありましたので、
想定外に時間が掛かってしまったようですね。
嵩上げの理由は、江津湖の畔にある、この地域の環境です。
梅雨時期に江津湖が増水しても、
建物が浸からないようにしてありました。
最悪、床下浸水程度におさまるようなつくりです。
今は河川改修が進んだのか、
家の近くの道路まで冠水する程度でおさまっていますが、
私が小さい頃は、
敷地まで水が来ることが多かったです。
その為に避難用のボートを置いてあるお宅もありました。
今回の我が家の建て替え計画に当たり、
梅雨時期の増水を一番心配いたしました。
その為、当初案は3階建てで計画し、
1階部分は鉄筋コンクリートでピロティにして駐車場。
2,3階部分の居住スペースは木造でした。
木造も鉄筋コンクリートも両方できるのが
三友工務店の強みだったのですが、
如何せん費用が掛かりすぎました。
悩んだ末に2階建てに変更いたしました。
いいプランだっただけに残念でした。
ただ2階建てプランとはいえ、
解体前の建物と同様に基礎を高くして
全体を嵩上げする予定です。
本日は、遺跡調査が行われました。
この地域は江津湖遺跡群に入っていて、
着工前に必ず遺跡調査が行われます。
遺跡調査の様子
1m掘り下げると水が出てきました。
私も立ち会いましたが、
たぶん何も出てこなかったと思います。
正式には2週間後くらいに連絡があるようです。
明日は地盤調査が予定されています。
どんな結果が出てくるのか?
設計事務所時代は構造設計を担当していただけに、
地盤の状況が気になる所です。
またいつか、このコラムで紹介したいと思います。