まずは地盤補強工事から始まりました。
家を建てる際は必ず地盤調査を行います。
その調査によって補強が必要かどうかの判断が下されます。
私としては、
建て替え前の家の玄関ポーチ部分が沈下して、
壁にヒビが入っていたことと、
川の真横なので地盤は悪いだろうと想定していました。
ところが調査の結果は、意外にも強いことが判明。
地盤補強不要でベタ基礎でOKという判定でした。
このまま補強なしで基礎工事に入っても良かったのですが、
川の真横なので液状化が気になったのと、
既存建物を解体する際に、
地盤深くまで基礎を掘り返したのが気になりました。
その為、
念のために深さ1.5mの堅い砂質土まで地盤改良を行うことに致しました。
施工会社は(株)宇佐美工業様です。
地盤補強はHySPEED工法(天然砕石パイル工法)。
(株)宇佐美工業様のホームページより
硬化剤を一切使用しない天然砕石のみを活用した地盤改良の新工法です。
地盤に孔(あな)を堀り、その孔に砕石を詰め込んで石柱を形成します。まさに天然素材のみを使った、人・環境に優しく、とても強い軟弱地盤の地盤改良工法です。
空港の滑走路などの大型工事で採用されているサンドコンパクション工法やバイブロフローテーション工法を、宅地用に施工機器を小型化してローコスト化に成功した工法です。
改良工事中の状況です。-
所定の位置まで掘削
堅い砂質土まで掘削後、反転して引き上げながら砕石を充填します。
完了
中心位置がズレていないかの確認
すべての補強42本完了