8月20日に既に上棟していましたが、
上棟式としては日を改めて9月16日(水)の大安の日に
執り行うことにいたしました。
本来ならモチ投げも行いたかったのですが、
コロナ禍を鑑みて控えさせて頂きました。
また上棟式終了後の直会(食事会のようなもの)も止めて、
30分程度の式となりました。
司会進行役は作村統括部長
始めに四方お浄め(建物の四隅を米、塩、酒で清めます)
槌打ちの儀(松下棟梁の気合いに感激)
1人何役もこなす作村さん。
祝詞奏上も立派に勤めてくれました。
感謝です。
上棟の棟札を施主である私が取り付け。
こういう職業にも関わらず高所恐怖症なので、
見ての通り、おっかなびっくりで棟札を取り付けている様子です。。。(笑)
稲留取締役からのお祝いの御挨拶
施主として、私の挨拶
八丁設備田中会長による乾杯のご発声
最後は作村統括部長による三本締めにて終了
先代である父は、
私の知る限り生涯で自分の建物を4軒造っています。
1軒目は現在の地に自宅を兼ねた旧社屋ビルを
昭和42年(1967年)に建てました。
その後、住居部分を切り離して湖東に2軒目の自宅を建てています。
1997年に現在の社屋ビルに建て替えたのが3軒目。
最後の4軒目は山の神に高齢者福祉施設を建てています。
一方で息子の私は、
この年にして初めて自分の家を建てることとなりました。
いつかは自分の家を建てたいと願っておりましたが、
なかなか建てるタイミングが合わず話が進みませんでした。
これまで何度かコラムに書かせて頂いていますが、
私達家族が今まで住んでいたところは、
縁あって20年前に中古住宅として購入した家でした。
築年数が40年くらいでしたが熊本地震の被害はまったくなく、
その後も住み続けることは可能でした。
ただ如何せん、
2世帯住宅のつくりとなっていて
古閑家にはあまりにも広すぎました。
その為、古閑家の暮らし方にあった間取りへの
建て替え計画を進めておりました。
昨年末には大まかなプランがまとまりましたので、
いつ着工するかの時期を見計らっておりました。
そうこうするうちに新型コロナウイルスが発生し、
一時は製品の供給が出来ないような事態に陥りました。
これからどうなるのかと心配しましたが、
逆に、やるならコロナ禍で動きの取れない今しかないと思い、
5月のスタートを決断致しました。
完成は今のところ年末を予定しています。
余談ですが、
本来なら関東の大学にいるはずの息子が、
未だ自宅にてオンライン授業で学んでいます。
熊本にいるおかげで、
我が家の新築の様子をそばからずっと見ています。
建て替え時期を迎えたお客さまで、
「親が思い入れを持って建てて守ってきた家を壊すのは忍びないのでリフォームしたい」という方が多いのですが、
息子にも私たちのそんな思いが伝わるといいな!と思っている次第です。