現在、自宅の建て替え工事が進行中です。
これまで沢山のお客さまの家を建てさせて頂きましたが、
自分の家となると勝手が違いますね。
スタッフも常日頃のお客さま対応とは違い、
互いにフランクなやりとりで打ち合わせを進めますので、
ある意味やりやすくもあり、
時にはストレートな物言いにやりにくさも感じていると思います。
こだわりすぎて、
“自分ですっですたい!”と
さじを投げ出されないように心がけます。。。(笑)
ところで、
兄弟や親戚の家を建てるのが一番やりにくい、
という話を仲間内で聞きます。
当社で家づくりを進められるお客さまの中にも、
親戚・知人が建築関連の仕事をしているが、
気を使うので声はかけていない、
という話もたまにうかがいます。
身近でよく知っているだけに、
却って言いたいことが言えない
という一面があるからだと思います。
よくあるパターンが、
本来であればキチンと打ち合わせすべき部分を
「まかせてくれ」、あるいは「まかせるよ」と言ってスルーしてしまい、
出来上がった物が意に反している場合です。
これは違うので直して欲しい
とハッキリと言える間はいいですが、
度重なってくると、
身近なだけに気を使って本音で言えなくなってしまいます。
そして、そのままズルズルと家づくりが進んでしまい、
結果はご想像の通りです。
家づくりには適度な距離感も必要だと感じています。