焼杉は、杉板の表面を焼いて炭化させたもので、
通常の杉板にはない耐久性があります。
また独特の質感と色つやがあり、意匠性にも優れています。
これから始まる別の現場にも外壁材に「焼杉」を採用しています。
焼杉は昔からある伝統工法で、
伝統的な「三角焼き」と、近年誕生した「バーナー焼き」があります。
外壁に向いているのは「三角焼き」で、
厚い炭化層があり、ほぼメンテナンスフリーな耐久性があります。
2016年12月に鹿児島ベガハウス様で行われた
股旅社中ワークショップの際に、
実際に焼杉板を制作する過程を見学いたしました。
その時の様子です。
デモンストレーションされたのは
静岡の扇建築工房代表の鈴木昌司社長です。
あまりに手慣れていらっしゃったので、
私はてっきり本職の方かと思っておりました。
後で知り驚きました。。。(笑)
完成
ベガハウス様敷地内にある、実際に焼杉板を外壁に使った建物。