イタチのことなどすっかり忘れかけていた頃、
冬になり、またなにやら怪しい音が聞こえ始めました。
またきたか!と陰鬱な気分となり2年目のバトルが始まりました。
しかも、あろうことか玄関の天井裏に子供を産みました。
さすがにこれは許せんと怒り心頭となり、
天井を剥いで、可哀想ですが生まれたばかりのイタチを
すべて捕まえて捨てました。
しかも間の悪いことに、子供の家庭参観の日と重なってしまいました。
きっと先生は初めて見る光景と臭いに、驚かれたことでしょうね。。。(笑)
1年目の教訓もあり、家の中に入ったイタチを撃退するのは難しいと感じ、
ものは試しと、ホームセンターでイタチ取りを購入しました。
ただ、これまでのバトルを振り返り、
こんな見え見えのイタチ取りで、
頭の良いイタチが捕まるはずがないと半信半疑でした。
エサに何を入れれば良いかも分からなかったので、
取りあえず冷蔵庫にあった「ちくわ」でも入れとくかと、
軽いのりでイタチ取りを仕掛けました。
ところが、なんと一発でイタチが捕まりました。
朝、かごの中を見に行くとイタチが入っています。
驚いて家族を呼びに行き、
一同、初めて見るイタチに興味津々でした。
が、捕まえたはいいが、
この後どうするかを考えておりませんでした。
しかもかなり威嚇してくるので、
怖くてイタチ取りのカゴの取ってを持てません。
このまま殺すには忍びないと思い、
当時、作業員として働かれていた方に、
人里離れた遠方まで持って行ってもらい、
そこで逃がしてもらうことにいたしました。
これでやっと落ち着いた暮らしが出来ると思った矢先、
また天井裏で足音がします。
てっきり逃がしたイタチが戻ってきたのだと思い、
あんな遠いところから、よく戻ってこられたなぁと感心しました。
早速、イタチ取りを仕掛け、数日後に捕獲。
ところが前回のイタチとは違い小ぶりです。
前回捕まえたのがオスで、今回はメス?
つがい(夫婦)かも知れないと思い、
同じ場所に逃がしに行ってもらいました。
流石にもう来ないだろうと思っていたところ、
またもや天井裏からイタチの足音が聞こえます。
そんなはずはない、耳鳴りか?と思いましたが、
結果として、2匹の子イタチを立て続けに捕まえました。
おそらく先に捕まえたつがいの子どもだと思います。
計4匹。
この年は、これを最後に落ち着きました。
翌年の冬、またイタチが入り込みました。
この時は1匹でした。
ひょっとしたら先のイタチの子どもが残っていたのかも知れません。
その後、犬を飼うようになってからは、
しばらくイタチも家の中に入って来なくなりました。
ところが、愛犬が年老いてきて動きが緩慢になったのを見透かしてか?
またもやイタチが入り込みました。
しかし心配いりません、手慣れたものです。。。(笑)
たまに野良猫も入りますが、
その時は、私がふたを開けて逃がしてあげればいいだけです。
こんな仕掛で簡単に捕まります。
さすがに何年も使い込んでいるのでサビだらけ。
最後にイタチを捕まえたのは2010年です。
それからはイタチが進入することはなくなりました。
同じ時期に周りが開発されて住宅が建ち並び、
きっとイタチの活動領域も少なくなったのでしょうね。
こうして見ると可愛いです。
子イタチ
この時は吹春君に頼み、遠方の人里離れた場所で逃がしました。