2日間、天候にも恵まれ、
予約制にもかかわらず沢山のお客様にご来場頂きました。
当初は一つの時間帯を2組枠で考えていましたが、
お申し込みが多く4組まで枠を増やしての対応となりました。
2世帯住宅で家も大きいし、
窓も解放して空気の入れ換えを絶えず行っておりましたので、
別れて入れば3密にはならないと判断いたしました。
今回のお家は、
お母様が暮らす平屋(18.5坪)と
若夫婦ご家族が暮らす2階建て(30.36坪)を一つにしたお家で、
玄関も水回りも別にした独立型の二世帯住宅でした。
初めは生活スタイルの違う親世帯と子世帯が、
同じ敷地内に別々に家を建てたいとのご要望でした。
しかし、土地には限りがあり、
また予算面でも費用がかさみます。
そこで打ち合わせを進めていく中で、
2軒をひとつにまとめる計画案をご提案させていただきました。
コンセプトは、
「親世帯」「子世帯」が互いに気兼ねなく、
でもいつも繋がっている安心感。
そんな、お互いの暮らしを大切にした間取りです。
設計は若松さん、工務は有村君、棟梁は日置さんが担当いたしました。
こんな感じのお家でした。
左側の2階建てが子世帯、右側の平屋が親世帯です。
子世帯のリビング廻り
リビングの一角にボルダリング用の壁をつくりました。
子世帯2階に設けた小屋裏を利用した広々収納
外張り断熱だからできるスペースです。
親世帯のリビング廻り
建て替え前の家にあった障子をテレビ台の扉に活用
親世帯は畳リビングで造作ソファ
こちらも建て替え前の家にあった障子と欄間を活用しました。