今回ご紹介します「お客様の声」は、
敷地面積53坪に建つ、建物面積30坪、2階建てのお家です。
ご家族は4人(ご夫婦+お子さん2人)
設計は内田さん、工務は草津くんが担当いたしました。
工事が始まってから内田さんが育休に入りましたので、
設計阪本さん+竹ノ井さんのコンビが後を引き継ぎました。
設計コンセプト
充実収納で生活感も“しまう”家住宅街にありながら、敷地の高低差を活かした工夫の窓位置で、明るく開放的な住まいを実現。約53坪の敷地に駐車場を3台確保し、約30坪の2階建ては全体的にコンパクトですが、目線を変える勾配天井や回遊できる動線で、実際よりも広く感じられます。また、生活感を見せないため、要所ごとにウォークインクローゼットを設けるなど、たっぷり容量の機能的な収納もポイント。
(一級建築士 内田智子)
ポイント)
・角地だけど隣に二階建てがあるため、目線を外す窓位置を工夫
・窓位置と斜天井で開放的かつ明るい家に
・ベージュ色を基調にしたナチュラルテイスト
・生活感を見せたくないのでウォークインクローゼットを要所に設けて片付く家に
・キッチンからリビング・ダイニングが見渡せる
・リビングはご主人の趣味でオーディオ機器を置いて音楽が聴けるように
・リビング横の畳スペースは子どもを寝かせたり洗濯をたたむのに便利
・外張り断熱の家
・ウッドデッキもある
・デザインは和モダン&ナチュラル
・駐車場3台確保
「お客様の声」
Q1 三友工務店を知ったいきさつを教えてください
A1 三友工務店さんとの出会いのきっかけは、無料配布の情報誌で新築住宅完成見学会の案内を見たことです。家づくりを決めてから、仲介業者のご紹介で2社提案を頂き、話を進めていましたが、夫婦共にいまいちピンと来るものがなく、「本当にこれでいいの?」とモヤモヤした気持ちを拭えないまま行き詰まりを感じていた頃です。解決策を模索するべく参加してみたのが、三友工務店さんの完成見学会でした。
Q2 三友工務店の第一印象はいかがでしたか
A2 完成見学会の家に入ってまず感じたのは、ふわっとした木の心地よい香り。温かみと安らぎを感じ、良い素材を使われてるんだなと感じました。同時に、初めて「この家だ!」とピンときました。私たちが求めていたのは木の温もりを感じられる家だったのだと、改めて思いました。
その後、無料相談会で社長から家づくりに関する細かなことを教えて頂き、会社の家づくりに対する実直な思いや姿勢を知ることが出来ました。初回から社長と直接お話し出来た住宅会社は三友さんが初めてで、また、こちらの質問に対して、丁寧かつ本音で回答して頂いたことから、信頼できる会社だと思いました。
もともと三友工務店さんは価格が高いイメージがあり、その点が少しネックではありました。しかし、これまで見てきた住宅メーカーは自由設計と言いながら、ある程度間取りがパターン化されていて要望があればオプションとして追加していくシステム。一方、三友工務店さんは本当に自由設計で、様々なニーズに合わせて一から図面を提案してくださるので、私たちの要望を取り入れた家を建ててくださると思い、思い切ってお願いすることに決めました。
Q3 家づくりでこだわった点を教えてください
A3 予算の都合で建てられる坪数は限られていましたが、その中でも自然素材を多く使って明るく開放感があり、生活感をできるだけ見せない家を希望しました。
まず、これまでのアパート暮らしでは廊下が狭く大人同士で離合できなかったことも踏まえ、コンパクトな動線でもゆとりを持って。特にキッチンは夫婦で立てるよう、移動も楽な回遊動線にしてもらいました。また、生活感を隠すため要所ごとに収納をたっぷりと。玄関ホールに家族のクローゼットを作ったのですが、帰宅して子供の保育園のお着替え等を片付け→洗面台で手洗い→料理という流れがとてもスムーズになりました。中でも階段下のスペースを利用したトイレ奥の収納は、あまり表に出したくない子供のオムツのゴミ箱などをしまえる空間として大活躍しています。また、趣味でたくさん持っているCDや本も、2階寝室の収納にきれいに並べられて大満足です。スペースに余裕があるので、まだまだ楽しみが継続できるなと思っています(笑)
Q4 これまでのスタッフの対応はいかがでしたか
A4 設計の内田さんに最初にご提案頂いた図面は私たちの要望をバッチリ反映しており、ほとんど修正はお願いしませんでした。実際に暮らしていても動線がスムーズでストレスフリーだし、インテリアの色味も好きなトーンで統一されていて落ち着きます。また、休日には畳コーナーでくつろいだり、ウッドデッキでランチをするなど、おうち時間を満喫しています。住宅街ですが窓の位置に配慮してもらっているので、近隣の目は全く気になりません。
内田さんが途中で産休に入られ、阪本さんに引き継いだ時は、それまで内田さんと重ねてきたイメージや細かなニュアンスが伝わるか少しだけ心配がありましたが、阪本さんにも頼もしくフォローして頂き、安心してお任せしていました。細かいことまで沢山要望しましたが、最後まで丁寧に向き合って頂きました。
また、子連れで現場を見に行くことがほとんどでしたが、松下棟梁はじめ現場の職人の方には、いつも笑顔で接していただき有り難かったです。平面だった設計図が少しずつ立体的になっていく様子が面白く、職人さんの手仕事に感銘しながら日々の進捗をワクワクして見ていました。
Q5 これから家づくりをする人にアドバイスをお願いします
A5 情報はたくさんありますが、最後は自分の直感を信じることだと思います。私たちは仲介業者の紹介で複数の住宅メーカーと話を進めましたが、しっくりこず、結局は自分たちで見つけた三友工務店さんに落ち着きました。多方面からの情報収集は大事ですが、最後は自分たちの直感が大切だと思います。
また、気になる会社があれば積極的に完成見学会に参加することも良いと思います。実際の物件に見て触れることで、広さや間取りなど具体的イメージが持て、何の優先順位が高いのか明確になると思います。住宅展示場のモデルハウスは立派で憧れを持てますが、スケールも違いますし、営業の方の巧みなトークでどこも良く感じますので、実際に住む家としては参考にならないと学びました。
他には、インスタや雑誌で好みのインテリアを集めて共有することも、好きなテイストを汲み取ってもらう上で役に立つと思います。
ありがとうございました。
こんな感じのお家でした。