昨年末の仕事納めの日にスタッフ総動員で大掃除を行いました。
毎月、定期的に「捨てるDAY!」として
不要な物を処分する日を設けていますが、
年末の仕事納めの日は、
普段手を付けていない倉庫なども大がかりに整理します。
その時、古新聞の束に紛れ込んでいた
「A3二つ折りの紙」が目に留まりました。
17年前の2006年1月に発行した三友工務店の会報誌です。
「新春特別カラー版」となっていて、
スタッフの顔写真付きで「今年の抱負:Challenge 2006」
なども掲載してありました。
会報誌のタイトルも今とは違い、
「物を大切にしよう新聞 Vol.28」という
何とも仰々しいネーミング。
何故「物を大切にしよう新聞」にしたかはよく覚えていませんが、
当時の世相を反映していたのかも知れませんね。
「Challenge 2006」には、
今は亡き、父や、
古民家が得意だった現場監督の田中繁廣さん、
生真面目な運転手だった中村好一さんなどの写真もありました。
一人ひとりの顔を思い浮かべながら、
当時のことが甦り、とても懐かしく思いました。
紙面は4ページ構成で、
社長挨拶をはじめ、現在の会報誌の原型のようなスタイルです。
前年に「耐震偽装の姉歯事件」という
我々の業界を揺るがす大事件が起きたのを受け、
田中繁廣さん、吹春君と私の3人で
「耐震バスターズ」というチームを結成。
お客様宅の耐震診断を無料で行う、という案内もありました。
3人が作業着を着てヘルメットをかぶり、
耐震診断の機器を小脇に抱えた勇ましい姿の写真付きです。。。(笑)
お陰でかなりの棟数を無料で耐震診断させて頂いたと記憶してます。
改めて見て「こんなこともやっていたのか!」と、
昔のことなのにとても新鮮に感じた次第です。