築39年のお家です。
建築当初の図面がありましたので、
それを参考にしながら竹ノ井さんが
床下や小屋裏に上って事前調査を行っておりました。
ただ壁を壊さないと
構造骨組み、例えば「柱・梁」や「筋交い」や「金物」など、
見えない部分がありますので、
この段階で耐震診断をする場合は、
分からない部分は「筋交いがない」と
安全側に判断して計算は進めています。
また当時の住宅は完了検査がなかったので、
完成した建物が図面と食い違っていることもあるので、
「筋交い」の記載があっても鵜呑みにせず
現場を確認することが必要となります。
本日は、内部解体が終わり、
壁で隠れて見えなかった筋交いや、
金物なども確認できましたので、
このデータを元に改めて竹ノ井さんが耐震診断を行い、
補強案を決定する手はずとなります。