江津湖を散歩していると
大木の枝に丸い形の植物のようなものをたまに見かけます。
昔から鳥が作った巣だと思っていましたが、
それが「宿り木」であることを初めて知りました。
先日のこと。
江津湖を歩いていたら、
カメラを持った人が上を向いて写真を撮られていました。
見上げると、大木の枝に丸い植物のようなものが幾つもあります。
尋ねてみると、
「これは宿り木という寄生植物です」と教えてくれました。
「宿り木」という言葉自体は知っていましたが、
これが、その「宿り木」だと知り驚きました。
たまたま声をかけて聞いてみて良かったです。
これで一つの謎が解けました。
ちなみに「宿り木」を調べてみると、
下記のようなサイトが見つかりました。
「庭木図鑑 植木ペディア https://www.uekipedia.jp/」
「宿り木」
北海道~九州に分布する半寄生性の常緑樹。本種の果実を食べた鳥の糞が落葉樹の樹皮に着床し、そのままそこで宿るように育つためヤドリギと名付けられた。街中のケヤキやエノキにも着床しており、特に冬季は鳥の巣のような大きな塊が、木の上でよく目立つ。日本以外では中国や朝鮮半島に分布。
小さい頃から江津湖界隈で育っていますが、
こんなに長く暮らしていて知らないことばかりですね。
色々な観光地を旅するのも良いですが、
もっと身近なところを見直すべきだと思いました。