当社のお客さまから、
貸しているアパートの住人から
「蛇口からポタポタ水が漏れて止まらない」
という電話があったので、
修理してほしいとのご依頼を受けました。
たまたま担当していたF君が休暇中でしたので、
電話を受けた事務のIさんがアパート住人の方に
状況を確認することに。
ところが、なかなか電話がつながりません。
そうこうするうちに
大家さんであるお客さまから、
「住人の方から連絡がないとの苦情がありました」
とのお叱りを受けました。
取り敢えずアパートの状況の分かっているF君に
電話だけでもして貰おうといたしましたが、
休暇中なので、こちらもなかなかつながりません。
しばらくしてF君から折り返しの電話がありましたので、
その旨をIさんが伝え、
すぐ連絡してもらうことにしましたが、
やはりつながりません。
その後も、
なかなか連絡がとれず時間だけが過ぎてしまいました。
そうこうするうちに、
大家さんからまた苦情の電話があり、
窓口にたったIさんは焦るばかり。
経緯を聞いた私が、
「たぶん蛇口のパッキンを変えるだけだと思うので、
直接、設備屋さんに連絡して行って貰った方がいいかも」
と伝えました。
さっそくIさんが設備会社に連絡をして、
取り敢えず向かわせることに。
ところが今度は、その担当者とも電話がつながりません。
会社近くの現場で工事をしていることが分かりましたので、
私が歩いて確認にいくと、既に終わっていて誰もいません。
程なくして、住人の方から電話があり、
工事が完了した旨のお礼の連絡がありました。
それを聞いたIさんは状況が飲み込めずハテナマーク。
何のことはない、
F君が設備会社に直接連絡して
アパートに向かわせていたのでした。
その旨をIさんにも連絡しておけばよかったのですが、
休み中ということもあり怠っていました。
お陰でIさんは、その間、仕事が手に着かずパニック状態。
その後分かったことですが、
設備屋さんと連絡が取れなかったのは
Iさんが焦って間違い電話をかけていたとのこと。
すべてが空回りした出来事でした。
行けばすぐ終わる修理でしたが、
こういうことが積み重なって
大きなクレームに発展するのだと思いました。
以後、気をつけなければと思った次第です。