現在、当社設計スタッフが
大川の境木工様とタッグを組んで新たな家具作りに挑戦しています。
これは当社が所属する「股旅社中」の活動の一環です。
股旅社中[matatabi shachu]は、家具デザイナーと工務店と住まいに関するメーカーが協働して新しい家づくりに取り組む活動です。
毎年、「股旅社中デザイン競技会」が開催され、
今回が7回目となります。
「股旅社中デザイン競技会」というのは、
住宅設計を一層豊かなものにするために、
独自の家具、道具のデザイン開発の技能を
メンバー同士で競い合うデザインコンペです。
今年のテーマと課題は、
“共創で開発する”おうち時間を豊かにする家具道具。
私達のような工務店と家具メーカーが
「共創」して質の高い家具道具の開発を目指します。
今回も設計スタッフみんなで、
おうち時間を豊にする家具道具についてアイデアを出し合い、
境木工様と話し合いながら、
これまでにはない家具作りにチャレンジしています。
工務店の日々に書いてありますが、
先月は設計スタッフ5名で境木工様の工場に行き、
実際に家具作りの現場も見てアイデアを膨らませています。
境木工様は家具の町、大川市にあるので、
対面での打ち合わせはなかなか出来ません。
その為、毎回ZOOMを活用しての打ち合わせとなります。
昨日もこんな感じで打ち合わせは進みました。
股旅社中の活動で、
境木工様とタッグを組んで家具作りに挑戦するのは今回が2度目。
前回は「おぼんワゴン」というネーミングで家具を提案いたしました。
テーブルの上にいろいろなものが出てしまうので、
いつもテーブルをすっきりさせたいという要望から考えました。
こんな感じの家具です。
既存の造作キッチンにテイストを併せて作りました。
このように移動して使います。
炊飯器以外にも色々なものを収納できます。
そのまま書斎に持ち込んでサイドテーブル代わりに使うことも。
これもZOOM打ち合わせだけで作った家具です。
実際に出来上がるまで一度も対面で打ち合わせしなかったので、
完成品が会社に届いたときはみんなで感動いたしました。