まず始めに。
焼杉は、日本の伝統的な外装材として再注目されている素材で、多くの魅力を持っています。焼杉の黒く炭化した表面は、重厚感のある独特の風合いを持ち、モダンな住宅デザインや和風建築の両方に調和します。経年変化による風合いの変化も楽しめる点が魅力です。
① K様邸(熊本市東区)
ご家族構成 ご夫婦+お子さん1人
延べ床面積:131.92㎡(39.9坪)
設計のポイント
住宅街の立地でプライバシーを守りつつ、豊かな植栽で自然を暮らしに取り入れました。
緑豊かな中庭を中心に、家族を繋ぐコの字型の平面プランが特徴です。
自然と馴染む焼杉の外観、呼吸する無垢の木とシラスの土壁を使った内装も心地よさを演出します。
外観
夕景
内観
② M様邸(荒尾市)
ご家族構成 ご夫婦+お子さん2人
延べ床面積:118.8㎡(36坪) 住宅部分 26.6坪 + インナーガレージ・ポーチ 9.4坪
設計のポイント
東にある神社の森を借景とするため建物は南北に細長く、外観は緑が引き立つ黒い焼杉にしました。内部はどの部屋からも緑と朝日を取り込める一方、西側は西日と道路側の視線を遮るため風を通す小窓のみ。板材で裏張りした天井は、空間を広く見せる勾配高天井です。他にも、造作ソファがある畳リビング、リビングと繋がる中2階の子ども室、2台分のビルトインガレージなど、家族の希望がたくさん詰まったお家です。
外観
夕景
内観
③ M様邸(嘉島町)
ご家族構成 ご夫婦+お子さん2人
延べ床面積:96.87m²(29.3坪)
設計のポイント
シックな焼杉の外壁が印象的なお住まい。
リビングにある光突(光の煙突)から降り注ぐ光が、漆喰の内壁に柔らかく反射して家全体を明るく照らします。
外と繋がる全開口サッシ、雨の日でも窓を全開にして風を通せる深い庇、ゴロゴロできる畳リビングなど、暮らしやすい工夫も満載です。
□ 家族でゴロゴロくつろげる畳リビング
□ 内と外をつなぐ開放的な全開口サッシ
□ 雨の日も気にせず窓を全開できる深い庇
□ 子ども達と料理を楽しむⅡ型キッチン
外観
夕景
内観
④ Y様邸(熊本市北区)
ご家族構成 ご夫婦+お子さん2人
延べ床面積:76.03㎡(23坪)
設計のポイント
可愛らしい切妻屋根と、焼杉の力強い外壁が見事に調和した、シンプルで美しい平屋の家。造りはコンパクトですが、視線の抜けや天井高の変化により、空間にゆとりが感じられます。また、食器棚やテレビ台といった家具の大半を造作にしたことで、統一感のあるインテリアに。続き間となる子ども室は将来的にフリースペースとして活用できます。
□ 見映え良くメンテナンス不要の焼杉の外壁
□ 座スタイルで寛げる造作ソファがある畳リビング
□ 洗って、干して、収納する、機能的な洗濯動線
□ 趣味を楽しむ夫婦それぞれの書斎コーナー
□ 小屋裏や玄関横など適材適所のたっぷり収納
外観
夕景
内観
⑤ O様邸(熊本市中央区)
ご家族構成 ご夫婦+お子さん2人
延べ床面積:住宅部分93.36m²(28.24坪) 車庫部分34.15m²(10.33坪) 合計127.52m²(38.57坪)
設計のポイント
四季を感じ、豊かな時間を奏でる、庭のある暮らし
門をくぐると、そこはまるで森のなか。豊かな木々が導くアプローチを抜ければ、焼杉の美しい平屋の住まいが出迎えてくれます。室内は床や天井、造作など厳選された素材が用いられ、どの部屋からも庭の緑と空の青が取り込め、気づけば思わず深呼吸。街中にありながらも、常に澄んだ風が吹き抜ける、ここは家族だけのオアシスです。
□ おもてなしの中庭ベンチ付きウッドデッキ
□ 四季の移ろいを眺める造作カウンター
□ 景色を切り取るピクチャーウインドウ
□ 車を美しく納めるインナーガレージ
外観
夕景
内観