家づくりは、
ゆっくりと時間をかけて。
家づくりは、ほとんどの方にとって一生に一度のことです。
気に入らないから、と簡単に取り替えることができるわけでもなく、ずっとそこで暮らしていくものです。
家族にとって、安心できる場所であり、成長していく場所であり、想い出をいっしょにつくっていく場所でもあります。
だからこそ、ゆっくりと時間をかけて、納得のいくまで、とことん家づくりに向きあっていただきたいと、私たちは考えています。
カタログで選ぶような家づくりではなく、なにが家族にとって一番いいのか、家族といっしょに腰を据えて考えていただきたいのです。ゆっくりと歩みを進めていけば、駆け足で進んでいた時には見えなかった風景が広がり、それが家族にとってかけがえのない、宝物になることもあります。時には面倒なこともあるかもしれませんが、「楽しもう」という気持ちで家づくりに取り組んでください。お客様の声を聞きながら、ご要望にできる限り近づけるように、私たちもおつきあいいたします。
本音を話せる関係性が、いい家づくりに。
ゆっくりと時間をかける家づくりには、お客様と私たちのゆるやかな関係性が大切だと考えています。
ゆるやかな関係性。それは、家づくりに取り組むご家族が、自分のやりたいこと、好きなこと、本音をちゃんと伝えられる関係性だと思います。この本音の部分にこそ、家づくりの大きなヒントがあると、私たちはこれまでの経験から実感しています。いい家づくりには、家族の本音が散りばめられているものです。
だから、私たちの家づくりは、お客様のご要望が基本です。「これがいいですよ」「これにしましょう」などと一方的におすすめはしません。お客様のご要望をしっかりと受けとめ、技術者として、それを最大限にかなえるよう努力し、また思いもつかなかったご提案ができるように取り組むことが、ゆるぎない思いとしてあります。時間がかかると同時に、手間がかかるものです。関係性を築きながら、家づくりに取り組むため、私たちが年間に建てられる棟数は限られています。
お客様にとって、
バランスの良い家づくり。
家づくりを考えているお客様は、これから建つマイホームに対する大きな期待とともに、自分の中にある家のイメージをきちんと実現できるかどうか、大きな不安を持っていらっしゃると思います。それは当然のことです。私たちの家づくりは、営業マンではなく、技術者である設計士がお客様のご要望を直接うかがいます。世の中にあふれる情報の中から、なにが正しくて、どんな家がいいのか、わからなくなっている方も多くいらっしゃると思います。
耐震をどうするのか、省エネを一番に考えるのか、間取りや動線を優先するのか、デザインを重視するのか。いろいろ考えることも多いものですが、優先順位を決め、お客様にとってバランスの良い家づくりをご提案します。仕様があらかじめ決められた“商品”としての家よりも、設計士と直接話しながら進める自由度の高い注文住宅の方が、そのバランスの良い家づくりが実現できるのです。
