注文住宅(熊本市中央区U様邸)
構造 | 木造在来工法2階建て |
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延床面積 | 164.37㎡(49.8坪) |
敷地面積 | 389.37㎡(118坪) |
家族構成 | ご夫婦+お子さん3人 |
設計のポイント
天井が高く明るいリビング
庭とつながる軒の深いテラス
落ち着く帰りたくなる家
(非日常な空間を日常へ)
大容量の本棚と籠れるワークスペース
お家時間を充実させるスペースもきちんと確保
お料理好きな奥様のための
作業しやすいキッチンと
洗濯→干す→しまう
を効率よく作業出来る洗濯スペース
主寝室は床天井ともみの木を使いリラックスできる空間
外観は落ち着いたネイビーの塗り壁
遊び道具がしまえる玄関外収納
お客様の声
Q1 三友工務店はどうやって知りましたか
A1 まだ県外に住んでいた時、天草にある主人の実家に行く際は熊本市内にある伯母の家に一泊してから帰郷するのが決まりのコースでした。その伯母の家は大きな吹き抜けのある木の家で、泊まるたびに「こんな素敵な家に住みたい」と思っていました。木造りの落ち着いた雰囲気もさることながら、主人も長男もハウスダストのアレルギーがあるため、自然素材を使った住まいは快適で安心できました。伯母に聞けば、三友工務店さんで建てたとのこと。これが三友工務店さんを知った始まりです。
Q2 弊社に決めたいきさつを教えてください
A2 家を建てようということになり、最初はハウスメーカーを検討しました。ハウスメーカーで建てた主人の同僚が営業さんを紹介してくれたこともあって、主人の意思はほとんどその会社に傾いていました。確かに同僚の家は素敵でしたし、性能も高く、営業さんも良い人でした。でも私たちの家の提案をしてもらっているのに、間取りがその同僚の家とほぼ同じだということに、私は「ちょっと違うのでは?」とモヤモヤ。また、金額は結構するのに希望した吹き抜けもプランに反映されておらず、いろいろ疑問に感じていました。そういうこともあり、私としては伯母の家が忘れられず、一度でいいから三友工務店さんにも行ってみようと主人を説得しました。
三友工務店さんはイメージ通り、木を使った快適で心地よい家を建てる会社でした。社長さんの対応も親切で分かりやすく、実際に話を聞いたことで主人もハウスメーカーから三友工務店さんへと心が動いたようです。社長さんの人柄はもちろん、分野は違いますが同じ専門職ということで気が合ったのかも知れません。
当時、まだ土地が決まっていなかったため、社長さんから不動産屋を紹介していただきました。大きな会社より個人経営の方が動きが良いということでしたが、その通りにスピード感のあるところで、気になる土地が出れば社長さんにも相談して現場を確認。今の土地も連絡が来た時にすぐ社長さんに見ていただき、納得して決めることが出来ました。しかも、三友工務店さんとはまだ契約もしていないのに、この親身な対応です。ここなら信頼できると思いました。
Q3 家づくりでこだわった点はなんですか
A3 一番のこだわりは「木の家」と「吹き抜け」。とにかく広い土地でゆったりとした家を希望しました。そして、老後も快適に暮らせるよう主寝室は1階に置いた、平屋のように暮らせる2階建てです。
そして、段上がりの畳リビングと造作ソファ。主人はソファに寝転んでテレビを見るため、これは見学会で見た時から絶対に欲しかったです。最近は和室は要らないという人も多いようですが、うちではみんな和室が大好き。畳でゴロゴロしたり、小上がりに座ったり、いつもみんながここにいます。
また、大容量の本棚も希望しました。今までは本を置く場所がなく、段ボール箱から出し入れしていましたが、それが余す所なくきれいに収納できるようになりました。お陰で好きな本が好きな時に読めます。
どこにいても家族の存在を感じられる家として、最初は吹き抜けだけでなくスキップフロアも希望していましたが、設計の内田さんが私の意図を汲んでくれ、スキップがなくても十分に理想的な間取りを考えてくれました。キッチンからの家事動線も繋がりがあり、どこで何をしていても子ども達の気配が分かります。部屋干しスペースはとても便利で、洗濯に関する一連の動作が一か所で完結するのは気持ちが良いです。
薪ストーブは、友人宅でその温かさを体験して、うちでも採用することにしました。実際、吹き抜けがある広い空間でも薪ストーブをつけると全体が温かく、朝だけ焚けば外断熱の効果と相まって夜までほかほか。実はエアコンの風も苦手なので、薪ストーブは取り入れて本当に良かったです。
Q4 スタッフの対応はいかがでしたか
A4 設計も工務も言うことなしです。新居には、設計の内田さんが家づくりノートをしっかり読み込んでくれて、いろんなところに私たちの希望を汲んでくれています。
また、内田さんから引き継いだ竹ノ井さんもきめ細かに対応してくれました。特に印象に残っているのは、小屋裏収納の提案です。予定にない収納でしたが、竹ノ井さんが外張り断熱で出来た空間がもったいないとわざわざ提案してくれ、後から追加することに。そして実際に出来てみると、ものがたくさん入ってとても重宝しています。色やモノを決める時も、「こういうのが好きだと思うけど」と言いつつサンプルを何点も用意してくれていて、結局選ぶのは「こういうの」なんですが、自分たちで選んだという満足感があって良かったです。家族クローゼットの壁の色も、洋服を掛けてしまえば壁は見えなくなるため白で構わないのですが、そうは言わずに納得するまで好きに選ばせてくれ、最後はもう竹ノ井さんに任せれば全部大丈夫だと夫婦で頼りにしていました。
同様に工務の草津さんからもガレージの空間を収納にしたらどうかとの提案があり、本当に私たちのことを考えてくれているなと思いました。もちろん提案通り、収納にしてもらい、こちらも有効に使っています。また、家が完成した後でもこうしたいというのがあれば遠慮なく言ってくださいとのこと。他社で家づくりをしていたら、おそらく一度決めたらもう変更はきかなかっただろうし、コンセントの数や位置なども私たちで決めることはなかったと思います。
Q5 家づくりを振り返っての感想をどうぞ
A5 主人の仕事が忙しく、随分とゆっくりとした家づくりでしたが、たくさん時間を積み重ねてきた分だけ三友工務店さんには私たちの気持ちを最大限に汲んでもらえたと思います。なかなか前に進まないので設計の内田さんは内心焦っていたかも知れませんが、それでもせかされることは一切なく、私たちのペースを大事にしてくれたお陰で、楽しみながら家づくりを進めることが出来ました。私たちが家に対して何も知らず、こうしたいという強い思いがなかったにも関わらず、打ち合わせや何気ない雑談から好みや要望を引き出してくれ、きちんと反映してくれたことには感謝です。まだまっさらな土地の状態から、裏の家の植栽を借景にすることを踏まえて窓の位置や大きさなどを考えていた内田さんはすごいと思いました。
竹ノ井さんも決して出来ないとは言わず、希望に沿うように色々とアイデアを出してくれました。ミーレの食洗機を入れる際には、絵を描いて食洗機の扉の開け閉めに邪魔にならない作業台の位置を説明してくれるなど、何事にも丁寧。また、私が色や素材などをなかなか決められなかったので、「竹ノ井さんならどうしますか?」というかたちで質問すれば、私の好みを考慮して適切なアドバイスを返してくれました。
キッチン天板の色に迷った時、サポートの阪本さんが「自分がときめく色がいいですよ」と背中を押してくれたのも印象に残っています。
Q6 新居での新しい生活はいかがですか
A6 家の全体像はパースを見てだいたい想像していましたが、実際に住んでみると想像以上に立派だし広いなと思います。住宅街の中にあり、三方を家に囲まれているのですが、それでもゆったりとしていて外からの視線も気になりません(最初は親戚から、なんでわざわざ三方家に囲まれた土地を選んだのかとかなり反対されたものです)。
脱衣室の勝手口は、最初は寒くなるのではと思って迷いましたが、住んでみて作って良かったと思います。子ども達が外遊びで砂まみれになった時も脱衣所直通で着替えができますし、長男はまだ小学1年生ながら、学校帰りに雨でぬれた時は自分から勝手口に回るなど使い勝手が分かっているなと感心します。大きくなって運動部に入った時はきっと大活躍することでしょう。
また、主人は今まで家で仕事をする人ではなかったのですが、家族共用のワークスペースが出来たことで、家で仕事をすることもしばしば。その姿を見て、子ども達も自然と勉強するようになり、親が勉強する姿を見せるのも良いことだと実感。私も一緒にワークスペースで仕事の勉強をしています。
Q7 これから家を建てる人にアドバイスをお願いします
A7 私たちのように少しでも疑問に思ったなら、思い切って他社を見てみるのもいいかも知れません。素人の話を丁寧に聞いてくれ、その話の内容をきちんと反映してくれる会社が良いと思います。
ありがとうございました。