注文住宅(熊本市T様邸)
構造 | 木造二階建て |
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延床面積 | 116.8㎡(35.9坪) |
敷地面積 | 253.1㎡(77.9坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
設計のポイント
家を育てよう
今ここに種をまこう。
家族の想いがたくさん詰まった
世界にひとつの夢の種。
芽が出た時のときめきは忘れない。
やがて枝が伸び、葉が芽吹き、
見えてくる家族の理想のカタチ。
水をあげたり、肥料をあげたり、
時には不要な枝葉を落としたり。
店頭にキレイに並ぶ花束を買うよりも
時間はかかるかもしれない。
大変に思うこともあるかもしれない。
でも、種から育てた花が咲いた時の喜びは
きっと感動的で、家族の心にジンと響くだろう。
一つとして同じものはない特別な家。
そして、花が咲いた後も家族と共に歩み、
年輪を重ね、日々成長していく。
住むごとに誇り高く、愛情が深まる、
そんな心豊かな家を育てよう。
家族のアルバムとなる、思い出の家を。
お客様の声
お客様と三友工務店
何社もの見学会に足を運び、三友工務店に決められたTさん。
同社が目指すのは“じっくり、ゆっくり”こだわって、お客様と一緒にワクワクやドキドキを共有する家づくり。
例えば、施工中の現場を見てお客様が思われた“ここがこうなら、もっといいかも”との声に、設計と現場が一緒になって、より良いプランを検討するなど、“一度立ち止まり、お客様自身が納得してから次ぎに進む”プロセスを何よりも大切にしています。
当初、ご主人が惹かれたのは工法や施工技術の高さ、奥様は洗練されたデザインでしたが、最終的な決め手は、「施主のペースに合わせて、誠実に快く対応してくれるところ」だったと奥様。
というのも、今回お2人がプランにかけた期間は、なんと半年にも及ぶもの。家族一人ひとりの好きなコト、大切にしているモノ、どんな風に暮らしたいかという気持ち。
それらを一つひとつ吟味して、素材の一つ、間取りの一つにも検討を重ねてきたTさん。
それらは楽しいことばかりではなく、時には意見が合わず夫婦喧嘩になったこともあったとか。
でも、そこから生まれたドラマの数だけ家族の想いが空間に宿り、愛着のある我が家ができました。
ご主人はその全てをお子さんへ伝えるべく記録しています。
それを聞いた同社の古閑社長も、「T様のように住まいに思い入れをお持ちだと、家はとても長持ちします。次の世代になっても『おやじが一生懸命つくった家だけん』と壊さずリフォームを選ぶ方が多く、環境に優しい暮らしへもつながります。
さらに、「以前、解体する各部屋の壁に“今まで、ありがとう”とマジックで感謝の言葉を記したお宅がありました。家族のみんなに見送られ、別れを惜しまれる家。私たちが造るのも、そんな住まいでありたいと思っています」。
まさにその言葉通り、家族みんなの心に残る、思い出いっぱいの家づくりが実現されました。