注文住宅(熊本市U様邸)
構造 | 木造平屋 |
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延床面積 | 109.3㎡(33.6坪) |
敷地面積 | 590.8㎡(181.8坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
設計のポイント
元気な男の子が3人いらっしゃるU様ご一家。どこにいても家族の気配を感じられる平屋のメリットを最大限に生かし、壁ではなく建具でゆるやかにつないだ間取りで、子ども達が元気にのびのびと遊べるオープンな空間を作りました。リビング・ダイニングから続く子ども部屋は、今はワンルームですが、将来は間仕切りなどで個室にすることも可能です。また、屋根勾配を利用した吹き抜け風の天井が、平屋とは思えない開放的な空間を演出しています。
お客様の声
家を建てようと思ったきっかけを教えてください
今、住んでいるアパートが手狭になり、学習机を入れる場所がないので、双子の長男と次男が小学校に上がる前には家が欲しいなと思っていました。また、主人が長男なので、いずれは実家に戻ってリフォームしたり、新築したりすることになるだろうとは思っていました。
三友工務店はどのようにして知りましたか。
家を建てようと思ってから、いろいろ住宅展示場などを見て回りましたが、いまいちピンとくるものがなかったんです。住宅展示場に行くと、子ども達にたくさんお土産がもらえて、サービスはとても良いんですが、私たちが家に支払うお金の中に、このサービス料やCM料はいくらぐらい入っているんだろうと思ったり。そんな疑念を抱きながら、住宅展示場からの帰り道、車を走らせていて偶然に目に入ったのが三友工務店の看板でした。こういう所なら、大きなCMも打っていないし、家に支払ったお金を純粋に家だけに使ってくれるんじゃないかと思い、ついで感覚で立ち寄ることにしたんです。
その時の三友の対応はいかがでしたか。
今まで三友工務店という会社も知りませんでしたし、アポイントなしの突然の来訪でしたが、快く対応してくれました。いろいろ話を聞いているうちに、無垢材を使ったり、健康に配慮した家づくりをしている会社だということが分かり、ここなら信頼して話が出来ると思いました。特に、無垢材を使うということは、私たち夫婦が前々から考えていたことでした。また、この時にお話しをしてくださったのが、家の設計をしてくれた若松さんで、この時から縁があったのかなと思います。
最終的に三友に決めた理由は何ですか。
実は、工務店には良いイメージがなくて、最初から全く頭になかったんです。実姉が工務店で家を建てていて、いろいろトラブルがあったので。でも、三友工務店は違うなと。その時は三友の他に1、2社とも話を進めていたんですが、同じ条件で図面を描いてもらっても、ちょっとした空間づかいが上手でしたね。他社も同じ部屋数で同じ広さの設計なんですが、三友は玄関ホールに飾り棚を作ったり、家族構成を考えて男性用トイレを設けたり、トイレ横に手洗いを置いたり。しかも、それらがスッキリとまとまっている。こういうのが良いなと思いました。あと、人間性でしょうか。打ち合わせの時にとても生き生きと話す社長さん、いつも笑顔の有村さん、頭が良くて的確なアドバイスをくれる若松さん。特に、社長さんと直接打ち合わせができるのはすごいと思いました。他の会社だと普通、社長さんってほとんど見かけないものですよね。話していて、心から信頼できる人たちだと思いました。
U様が家づくりでこだわった所を教えてください。
自然素材を使った健康的な家で、掃除のしやすい家。三男がぜんそく持ちなので、これは外せない条件ですね。あと、主人は仕事が忙しくて帰りも遅いので、玄関から入ってすぐに寝られる場所に書斎を設けること。私は常に子ども達の姿を見ながら生活をしたいので、リビングやダイニング、子ども部屋などはオープンな間取りですが、主人の部屋だけは完全に個室としています。また、子ども部屋はあえて個室にせず、3人でワイワイと楽しく過ごせる空間にしました。一応、窓は3つ付けてもらい、大きくなった時は仕切ったりできるようにしてもらっています。あと、男の子が多いので男性用トイレも作ってもらいました。
家づくりの過程で三友らしさを感じる対応はありましたか。
祖母の嫁入り道具だった和箪笥を新居にも使いたいと思っていて、打ち合わせ段階から他社でも相談していたんですが、よその会社では、はあ?って感じで、新しいのを入れた方がキレイですよとか言われたり。でも、三友に話したところ、それは良いですねと言ってくれて、みなさんですごく楽しそうに使い道を考えてくれて。この和箪笥は2つに分けて、一つはキッチンにレンジ台のような感じで、もう一つは玄関に使う予定です。また、祖父宅の欄間もきれいに再生してくれ、和室の素敵なアクセントになりました。手洗いの灯りも、祖母の使っていたレトロな感じの電灯を再利用しています。既存のものを大切に生かす工夫、こういう対応は三友だから出来たんじゃないかなと思います。
今回の家づくりを通して印象に残ったことはありますか。
ただ家を建てるだけでなく、地鎮祭や上棟式など、途中の行事も家族全員で楽しめたこと。そして、そういう私たちの大事にしたいと思うことを、三友の社員さん達も大事にして、一緒に楽しんでくれたことです。上棟式では宴席を設けたんですが、みなさん最後まで付き合ってくださり、設計の若松さんは飲まなくちゃいけないからと言って、わざわざ自転車で駆けつけてくれました。もちろん社長さんも来てくださり、私たち以上に楽しんでくれていた感じです。子ども達にも良い思い出になったと思います。あと、仕事の関係上、引っ越しを夏休み期間中にお願いしたんですが、それに合わせて工事を急ピッチで進めてくれたのには感謝しています。3月に地鎮祭をしたばかりなので、本来ならこんなに急な仕事はしないと思いますが、私たちの意向を汲んだ対応は本当にありがたいと思っています。お陰で、素材もデザインも私たちのイメージにぴったり合った家ができました。ありがとうございました。