注文住宅(熊本市Y様邸)
構造 | 木造二階建て |
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延床面積 | 140.36㎡(43.2坪) |
敷地面積 | 463.97㎡(142.8坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
設計のポイント
子育て世代であり、奥様もお仕事をされていることから、家中が快適で家事が楽しくできることが一番のポイントです。まず、水回りをキッチンの近くにまとめ、コンパクトな家事動線に。玄関収納や小屋裏収納をはじめ、脱衣所の横にクローゼットを設けるなど、部屋がスッキリ片づく収納も要所に配しています。また、キッチンからリビング・ダイニング・和室が見渡せ、お子様を遊ばせながら家事をすることが出来るのも魅力です。ご主人様こだわりの、壁一面に本棚をしつらえたゆとりのある書斎、 段上がりの畳コーナーに掘りごたつのダイニングなども見どころです。
お客様の声
三友工務店を知ったきっかけを教えてください
ご主人様:2年前、友人に誘われて三友工務店さんのイベントに行ったのがきっかけです。その時は、まだ家を建てようという気持ちは全くなく、足を運んだのも、実は「美味しいおでんが食べられる」という理由だけでした。でも、一緒に行った友人が作村さんの知り合いで、それが縁で以後、三友さんの会報誌をいただくようになり、実際に家を建てようと思った時、では三友さんのお話しも聞いてみようということで、見積もりをお願いすることになりました。
奥様:今までアパート住まいでしたが、子どもが生まれて、荷物も増えて、部屋が手狭になり、そろそろ落ち着いて家を構えたいと思いました。住宅展示場やハウスメーカーをたくさん見て回った末に大手2社に見積もりを出してもらい、このどちらかでほぼ決まりだったんですが、そういえば三友さんから会報誌が届いていたなと思い出し、せっかくだから話だけでも聞いてみようということになったんです。
三友工務店を選んだ理由を教えてください
ご主人様:まず、"家づくりノート"を渡されて、その厚さにびっくりしました。「こうしたいなという希望を書いて下さい」と言われたので、どうせこれは無理だろうと思うことも、「あくまでも希望」ということで脈絡もなく書かせてもらいました。その後、間取りのプランを見せていただくと希望したことが全て盛り込んであり、三友さんの設計力にとても驚きました。それから、何度か完成見学会に参加させていただき(見積もりを依頼してからは皆勤賞)、同じ作りの家が全くなく、それぞれのご家族のこだわりが見て取れ、しっかりと思いを汲んで表現してくれる会社だなと思い、お願いすることにしました。また、1歳の娘がパイン無垢材のフローリングで気持ち良さそうに遊んでいたこと、棚や建具など一つひとつの造作が丁寧に作られていたのも大きな決め手です。
奥様:家づくりノートのお陰で、家に対する夢が広がりましたね。「無理かも知れない」と思うことも、とりあえず希望として全て書き込みましたが、図面を見ると、その「無理かも知れない」も全部入っているんです。絞っていた大手メーカーの図面は企画が決まっているからでしょうか、ちょっと私達の思いとは違うけどこんなもんかな、と感じていたのが、三友さんでは全くない。その後、見学会などに足を運び、実際の家を見ることで「やっぱり建てるなら三友さんだね」ということになりました。私は住宅展示場の新築の臭いが前から気になっていたんですが、三友さんの家はその臭いがしないんです。自然素材を使っているからでしょうか。無垢の床が出来る会社を探していたので、その点もぴったりでした。
スタッフの対応はいかがでしたか
ご主人様:見積もりの段階でお世話して下さった作村さんのお人柄、そして設計の若松さんをはじめ、いつも笑顔で迎えて下さるスタッフの方々のアットホームな雰囲気がとても心地よく、安心して、楽しく家づくりが出来そうだと思いました。これが三友さんを選んだ一番の理由かもしれません。とにかく変な駆け引きをせず、本音を語ることが出来るという点が大きかったです。他の業者さんの中には、いかにも"営業"というところがあり、話をする際に構えてしまう所がありましたので。
奥様:大工さんの仕事がとても丁寧で、造作の棚もしっかりしているのには感心しました。人もみんな温かい雰囲気で、この方達となら同じ思いで一緒に家づくりが出来ると思いました。営業的なセールストークよりも、私は家づくりを一緒に楽しめる方がいいですね。あと、私たちは金額を気にしていたので、それを言うと大手メーカーは坪単価をどんどん下げてくるんです。でも、それはシステムキッチンのレベルを落としたり、細かいからくりは分かりませんが、どうも家自体のレベルを落として調整しているんですね。でも、三友さんは家のレベルを下げずに、工夫で値段を調整してくれる。何も知らなかったら、安いからと大手メーカーで契約して、最終的には高くなっていたかも知れません。三友さんは多少高くはありましたが、その内容には安心できました。
家づくりでこだわった点を教えてください
ご主人様:「家族の絆が深まる」という点が一番のコンセプトでした。そこで、家族が集うリビングにこだわり、ゆっくりと食事ができ、さらに食後も団らんをじっくり楽しめるように、ダイニングを畳で掘りごたつにしました。また、子ども達が母親の目の届くダイニングで勉強ができるようにカウンターを設置。さらに、帰宅後に2階に上がらなくて済むように、1階脱衣所の横にクローゼットを作ってもらいました。リビングは、家のどこにいても家族の気配を感じられるよう吹き抜けにするとともに、2階にはファミリースペースを設け、本を読んだり、遊んだりできるようにしました。将来はピアノを置けたらいいと思っています。子ども部屋は広めに作り、後で間仕切り出来るようにしました。朝日がよく当たるように2階の東側にバルコニーも付けました。成長と共にモノが増えていくでしょうから、屋根裏収納やロフト、ちょっとした小物が置けるように出窓にするなど収納も工夫しました。また、長年の夢だった壁一面本棚の書斎を造りました。ここも掘りごたつ式のカウンターです。男の隠れ家的な作りになっており、もしかしたら一番こだわった所かも知れません。書斎の壁紙を決めるのに難航し、若松さんにはご迷惑をおかけしました。
奥様:脱衣室のクローゼットです。子どもがまだ小さいので、いちいち2階に着替えを取りに行かずに済みますし、主人のシャツもアイロンかけしてそのまま収納できます。また、2階ホールは洗濯干し場にも使え、もし子どもが3人になってもここを勉強スペースにすれば対応できます。子ども部屋にはロフトや出窓などをつけて、将来は子ども達が自分たちで考えて使い方を決めればいいと思っています。
これまでに印象に残るエピソードはありましたか
ご主人様:建築中に土地の件で問題が発生したことがありましたが、その時に副社長の稲留さんや作村さんがとても親身に対応して下さり、無事に解決することができました。三友さんでなければ、きっと解決していなかったと思います。心から感謝しています。そして、そのときに三友さんの最大の魅力は"人間力"ではないかと思いました。三友さんと一緒に家づくりが出来たことを心から良かったと思っています。
奥様:設計の若松さんは私と同じく働くママで、その目線でいろいろアドバイスしていただけたので良かったです。私たちの思いをすごく受け入れてくれて、設計士というかカウンセラーというか。漠然と話したことでも見事にカタチにして下さり、楽しく家づくりが出来ました。いろいろ選ぶのは大変でしたが、その分、満足できる思い通りの家になったと思います。
三友に対してここはちょっと…と思う点はありましたか
奥様:イメージが図面だけだと、やっぱり分かりにくいですね。パースを見せていただくと、かなりイメージが沸くのですが、それも子ども部屋なら子ども部屋だけ、寝室なら寝室だけで、その間にある廊下はどうなんだろう?と思って。全体像をバーチャルでイメージ出来るようになれば、もっと分かりやすいかも知れませんね。
新しい家ではどんな生活をしたいですか
ご主人様:子ども達の成長と共に、この家も様々な表情を見せてくれるのではないかと思います。そして、子ども達の成長に応じた、家族のライフスタイルに対応できるような工夫もたくさん盛り込んでいただいてます。家族が「仲良く、安心して」暮らせるように、外壁や内装、窓の位置なども設計の若松さんの助言のもと、できるだけ「明るく、温かく」仕上げました。この家で2人の娘が「明るく、温かい」人に成長してくれればと思います。また、4、5台駐車できる広さという点も、土地探しから夫婦でこだわった点。たくさんの友人、知人に我が家を訪れていただき、その方達を「明るく、温かく」お迎えできたらと思っています。たくさんの人達の笑顔に囲まれ、その中で私たち家族も笑顔で過ごせる、そんな生活をしていきたいと思っています。そして三友さんには、これからも末長いお付き合いをどうぞ宜しくお願いします。
奥様:きっと子育てに追われる毎日になるでしょうが、子ども達が庭で、ウッドデッキで、リビングで、のびのびと遊び回るのを見ながら家事をするのも楽しみです。ありがとうございました。