注文住宅(熊本市N様邸)
構造 | 木造二階建て |
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延床面積 | 177.7㎡(約53.8坪) |
敷地面積 | 233.1㎡(約70.5坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども1人+両親 |
設計のポイント
玄関、水廻りそれぞれをもつ完全2世帯住宅です。1階の一部はご両親が住まわれるコンパクトで使いやすい間取りに。2階は息子さんご家族がこれからの家族の成長にあわせて可変できる開放的な間取りになっています。また、納戸・天井裏収納・子供部屋の3層のお部屋は変化のある楽しい空間になっており、これも見どころの一つ。床、建具の色などに統一性を持たせたのもポイントで、親世帯は赤、子世帯は黄緑とオレンジというふうに、それぞれのお好きな色をテーマカラーにインテリアをまとめてあります。
お客様の声
建て替えということですが、以前はどのようなお住まいでしたか?
お母様:これまでの家は中古で購入した普通の2階建ての家屋です。30年近く住んできましたが、傷みが目立つようになり、数年前に大型台風が上陸した際には雨漏りもしたので、ずっと建て替えたいと思っていました。
リフォームは考えられませんでしたか?
お母様:これまでリフォームをしたこともありましたが、やはり傷みがひどく、もう限界かなと思い、建て替えに決めました。実は、以前に家のリフォームをしていただいたのが三友工務店さんで、その時の対応が良かったため、建て替え先も三友工務店が良いと前々から考えていました。
二世帯住宅というのは最初から決めていたんですか?
お母様:息子夫婦とは今まで別々に暮らしていましたが、建て替えの相談をしたところ同居の話しが出て、そのまま二世帯住宅ということになりました。二世帯とするには土地の広さが心配でしたが、社長さんに相談したところ大丈夫だと言ってくださったので決断しました。
三友工務店の見学会にもご参加いただきましたね
お母様:私は最初から三友工務店で建てたいと思っていたので、5年程前から見学会のお知らせをいただくと、見学に行っていました。これまでたくさんの家を見せていただきましたが、三友工務店さんの家は一軒として同じ家がなく、どれも建てる人の希望が反映されていて、ここなら私たちの思いも汲み取っていただけるはずだと感じていました。
お嫁さん:私たちもいつかはマイホームが欲しいと考えていたので、前々から住宅展示場などを見て回っていました。三友工務店さんは二世帯住宅を建てるということになってから知ったんですが、完成見学会に参加して初めて、お義母さんが三友工務店さんの家のことを「建てる人が考えて造る家」と言っていた意味が分かりました。これまで見てきた大手メーカーさんのモデルハウスは、広くてオシャレで最新設備が入っていて、見る分には素晴らしかったんですが、見せるためだけの家という感じで、何だか現実味がなかったんですね。それが、三友工務店さんが建てる家は実際に人が暮らすための家であり、住む人の希望に合わせているから一軒一軒全部違うんです。普通の家となるとちょっと物足りなさがあったりするんですが、三友工務店さんにはそれぞれに見どころがあり、見学会に行くのが毎回楽しみでした。
三友工務店の家のどんな所に惹かれましたか?
お母様:自然素材をふんだんに使っているところですね。
お嫁さん:収納などちょっとしたところのアイデアが素晴らしく、どれも真似したいと思いました。特に主人は見学会で見た一畳半の書斎のアイデアが気に入って、これは絶対に取り入れたいと言っていました。
新居でこだわった点を教えてください
お母様:1階が私たち、2階が息子家族の住居で、玄関から全て完全独立型の二世帯住宅です。広さが決まっているので、その限られた空間の中で出来るだけ開放感があり、広さを感じられるように工夫をしてもらいました。また、古民家のような雰囲気が欲しかったので、リビングの天井には梁を渡してもらっています。構造材といった見えない部分にも太くて良い材を使ってもらい、これには見に来た親戚も喜んでいました。
お嫁さん:これから家族が増えるので、とにかく収納は多めに作ってもらいました。階段の上部も無駄なく収納に使っています。もちろん、見学会で気に入った一畳半の書斎も作ってもらいました。
この間、スタッフの対応はいかがでしたか?
お母様:有村さんはとても親しみやすく、こちらのちょっとした注文にもすぐに対応してくれました。例えば、残していた庭木を切ってもらったり、本当にこんなことまで頼んでもいいのかしらと思うことまでやっていただきました。また、現場はいつも後片付けまできちんとされていて感じが良かったです。
お嫁さん:設計の若松さんには、こちらが言葉では伝えきれないことも汲み取ってくれ、それを形にしてくれました。作っていくうちに夢が膨らんできて、途中で色々な相談をしましたが、丁寧に対応してくださり感謝しています。特に、実体験に基づいたアドバイス。これは自分で使ってみたらこうだったので、こうした方が良いですよ、といった提案は説得力があり、すんなり受け入れられました。照明の色の一つひとつまでパターンを明示してくれたので、選ぶ作業もそう苦労なくできました。
工事中の不安や気になることはありませんでしたか?
お母様:何回も現場を見に行って、何か分からないことがあれば直接聞いていたので不安に思うことはなかったです。夫も家の進行具合を見に行くのを毎回楽しみにしていました。
お嫁さん:なくはないんですが、それは私たちにも問題があることなので。例えば、工程表はいただいていたんですが、たくさんの決め事をこなしていくうちに忘れてしまい、自分たちが選んだ仕様や色が後から思い出せないんですね。ちゃんとメモを取っていれば良かったんですが、結局、選んだもののイメージが分からなかったり、本当にバランス的に合っているのかが分からないというのはありました。
最後に、今回の家づくりを振り返っての感想をお願いします
お母様:設計までが大変でしたが、動き出してからはスムーズにいったと思います。打ち合わせは、三友工務店さんと2家族の時間を調整するのが大変でしたが、みんなで家の話しをするのを毎回楽しみにしていました。家以外の手続き関係の説明も丁寧にしてもらったので、そんなに困ることはありませんでした。
お嫁さん:ちょうど増税前の申し込みに当たり、建て替えようと決めてからの契約期限が短かったため、正直、慌てて契約して家のイメージは後からつけていったような状態でした。ですから、親子が集まっての意見交換にもっと時間がかけられたら良かったと思っていましたが、それでも現場で家が出来ていく様子を見ていると、自分たちの希望も充分に取り入れてもらえて良かったなと思います。実際に同居を始めるのはまだ先なんですが、多分、一番よろこんでいるのはもうすぐ2歳になる娘です。早くから自分の部屋というのが分かっていて、現場を見に行くたびに子ども部屋に走って行き、笑顔でみんなを呼ぶんですよ。娘のためにも、家を建てて良かったと思います。ありがとうございました。