自然素材が息づくリビングへ 離れの再生

施工情報（熊本市M様邸）

設計のポイント

お客様のご要望は以下の通りです。
・冬の寒さを改善したい
・日中の暗さを改善し、明るい部屋にしたい
・キッチン周りに作業スペースがほしい
・現状の収納では収納力が足りない為、収納を増やしたい
・和室から完全洋間のスタイルにしたい
・明るい快適な部屋にしたい
もともと離れとして建てられた建物でしたので、快適なはずの広縁が廊下としてのみ利用され生活の場所が建物の中心へと押されている印象でした。この動線を改善するため、廊下を部屋の間に配置し、リビングと寝室を南側へ戻して快適な空間となるようにしました。リフォーム前の和室6帖が収納室代わりに使用されており収納力が足りず、また置かれていた家具や家電の配置場所も混在していましたので、それぞれあるべき場所に配置し直し、生活しやすいようプランしました。また冬はとても寒く生活しづらかったため、床・壁・天井に断熱を施し、開口部にはインナーサッシを取付け、断熱性を向上させました。内装の仕上げは素足でも気持ちの良い無垢のフローリング、壁には調湿効果のある珪藻土を使用し、快適で過ごしやすい空間としました。