- 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 第33回住まいのリフォームコンクール
- 優秀賞「介護する人もされる人も無理のない 明るく快適な介護リフォーム」
- 一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ)リフォームデザインコンテスト 2016九州
- 審査員賞「介護する人もされる人も無理のない 明るく快適な介護リフォーム」
施工情報(熊本市N様邸)
構造 | 木造平屋 |
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工事床面積 | 84.8㎡(25.7坪) |
築年数 | 35年 |
家族構成 | 母+娘 |
設計のポイント
介護が必要となったお母様のことを、家事をしながらでも目が届くようにとのご要望であったため、キッチンを中心に据えた回遊性のある間取りを計画。分断されていた各室を整理することで、暮らしやすい生活動線、居心地よいスペースの確保が実現できた。また、アルミ樹脂複合サッシへの交換や断熱材施工による断熱性能、および屋根葺き替えや外壁塗り替えによる耐久性の向上により、全体が明るく開放的でありながらも心地よい住まいへと変化した。
お客様の声
家をリフォームしようと思ったきっかけをおしえてください。
家が築35年ほど経っていてあちこち古くなってきたことと、母の介護が大変になってきて介護しやすい間取りにしたいと思ったことがきっかけでした。
数ある住宅会社の中からなぜ私たちを選んでくれましたか?
雑誌等を見ていろいろと迷っていた時に、知り合いの方から、社長さんを知っている、とてもいい会社だと思うと教えてもらいました。
家に関しての知識がまったくないまま、ぶらっと(汗)三友工務店に寄ってみたのですが、私が耳が不自由なので筆談になるんですが、筆談って、内容が細かければ細かいほどしんどくなってくるんですね。相手に負担がかかることがわかっているので躊躇しました。園田さんと下田さんが戸惑いながらも親切に対応してくださったので、甘えさせてもらいました。それと、三友工務店の大きな窓から見る小さな庭の雰囲気がよかったので、うちも小さな庭を眺められる間取りにしてもらいたい!と思いました。
今回のリフォームで一番のこだわりはどこですか?
アンティークのステンドグラスを入れてややカフェっぽくしたいというのが夢だったんですが、キッチンにステンドグラスを飾るのは後々手入れなどで大変になるのであまりおすすめできませんと下田さんに言われて、ガーン…この狭い家のどこにステンドグラスを飾ったらよいのだろう…と悩みました。
玄関はどうですかとご提案いただいた時に、イメージが広がりました。
ちょうど、靴を履いたまま上がれるように上がり場(名前がわからないのですが)にもタイルを敷くことを希望していたので、それとステンドグラスがピッタリはまってかわいい雰囲気の玄関に仕上がったと思います。玄関横にチェッカーグラスの上下窓がついたのも下田さん園田さんのご提案です。リビングから玄関につながるドアを開けっぱなしにして眺めると、チェッカーグラスの上下窓、ステンドグラス、タイルが目に入ってきて素敵なんです。夏が楽しみです。
今回のリフォームで、苦労した点はどんな事ですか?
苦労ですか…私よりも下田さん園田さんの方が苦労されたと思います…(汗)
私の希望が細かくて申し訳なかったです。玄関タイルについても、大きさと色がちょっと…と言うとわざわざショールームまで一緒に確認しに行ってくださいました。
リフォーム後の住み心地はどうですか?
おかげさまで車イスの母の移動がかなり楽になりました。
恥ずかしながら前の家が汚かったので、変わり過ぎて母も「ここは私の家?」ってキョトンとしていました。庭を見て久しぶりに見る緑に喜んでいました。
今年は新しい子猫がきて、いつも大きな窓のそばでうろうろしています。庭に遊びに来る鳥に興味津々です。
それから、冬は一台のファンヒーターだけで暖かく過ごせました。前の家との違いにとても驚いているところです。お掃除もだいぶ楽になりました!
下田さん園田さんをはじめ、リフォームに関わった皆様には感謝の言葉しかないです。自分で選ぶことが多かったですが、私には合いました。ここにはこの色がいいな、形は、等々…考えるのはとても楽しかったです。またいつか、お世話になることもあるかもしれません。その時はよろしくお願いします。